またも捜査機関の証拠改ざん事例|名古屋市中区の弁護士法人 金岡法律事務所
https://www.kanaoka-law.com/archives/1433
弁護士法人 金岡法律事務所のコラム
「またも捜査機関の証拠改ざん事例」
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愛知県警がパトカーの事故起こしたときに「サイレンは鳴らしてたよ!でも録音機能使ってなかったから音声ファイルはない」と主張→裁判官が「バイナリーデータ確認したけど、整いすぎてる。(音声ファイル消したよな?)」→県警全面降伏 みたいな話なんだけどこの点、判タの記事では、「音が周波数の異なる波の重ね合わせであること、中学ないし高校の物理や情報で学習するレベルの知識を使用したものとなり、法律家が有すべき一般教養の範囲といって差し支えない」とされている。
裁判官が言い出すまで、誰も愛知県警の証拠改ざん痕跡に気付けなかったわけであるから、相当高度な注文をされている、という気もするのだが、他方で、基本だよねと言われれば否定は出来ない。裁判官の謙遜にどういう顔をしたらいいのかわからなくなるやつw
> この事案では、本訴被告である愛知県側のパトカーが赤信号進入にあたり、サイレンを鳴らしていたかが争点の一つであった。サイレンを鳴らしていなければ緊急自動車扱いされないからである。
被疑者でもあった運転手警察官は、事故翌日の実況見分でサイレンを鳴らしていたと主張した。
> 裁判所がバイナリデータを確認してデータが「整いすぎている」と疑問視したことから、裁判所に於いて愛知県側に人為的な消去等について釈明を求めたところ、愛知県側はサイレンを鳴らしていなかったと認めるに転じたという。
> バイナリデータに着目して人為的な消去を言い当てたのは裁判官その人のようである。
> 「音が周波数の異なる波の重ね合わせであること、中学ないし高校の物理や情報で学習するレベルの知識を使用したものとなり、法律家が有すべき一般教養の範囲といって差し支えない」とされている。
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