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韓国料理と言えば赤くて辛いものが非常に多いが、南北に分かれる前の「朝鮮料理」は韓国料理ほど赤くて辛い訳では無いらしい。北朝鮮料理は今でも韓国料理ほど辛くは無いそうだ。
　唐辛子は南蛮から日本に伝わったものが朝鮮にも伝わったらしいので、辛い料理の文化が始まったのもあまり古い話では無いようだ。
　韓国料理がめちゃくちゃ辛くなったのは、失った文化の独自性を取り戻そうとするナショナリズム高揚の影響を受けている可能性があるという分析も。
https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12663427373.html

　戦後日本では「朝鮮」という呼称は侮蔑語であるかのように扱われてきたので、そういった文脈で朝鮮呼びを避けているのかと思っていた。しかしそうではなく、文字通りに大韓民国の建国以降に培われた食文化を指して韓国料理と呼ぶようだ。

「焼肉は韓国料理である」という話をしばしば聞くが、しかし焼肉は、朝鮮併合によって内地に流入した朝鮮出身者によって齎されたプルコギがローカライズされて生まれたものだという。
　つまり焼肉のルーツは朝鮮にはあるが韓国には無いし、焼肉を朝鮮料理と呼べばカレーライスやカレーうどんはインド料理という事になるだろう。

　ところでキムチは国内の漬物会社が作ったものが一番美味しいと思う。酸っぱさや辛さは控えめで、辛味の中にコク・旨みがある。
　カレーもトロトロのビーフカレーが一番美味しいし、どんな料理もローカライズされたものが日本人の口に合って一番美味しい訳だなあ。

#韓国料理 #朝鮮料理

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