結婚は家制度の産物のように思う、武家や農豪・商家が後継ぎを絶やさず資産を確保するために結婚やお見合いという制度があり、子孫を残すことに意義があった、だから身内に子供がなければ遠縁からでも血の繋がった子供をもらい養子にもした、
後継ぎという存在を育成するために親戚一同が協力プレイしたわけだから、子供も成長と共にその協力プレイに加担するようになるルーチンが完成されていた
しかし、これは近代の個人主義や多様性とは、すこぶる相性が悪い
多様性を受け入れると家名や商い・物作りなどを身内で繋ぐことは途端に難しくなり少子高齢化へ傾倒してしまう
何故か?後継ぎが居ないために家長は生き永らえるほかないのだ、そして運悪く若者ほど年寄りの真似事を嫌がる悪循環が待っている
家長制度を否定した子供たちは家制度からは自由になるものの、情報化で選択肢が増えたことで”家長以外の生き方”を模索することになる
蛙の子が蛙になることを拒んで白鳥になるとするならば蛙の子は白鳥と認められるまで長い努力を強いられる、
その後、己はやはり蛙だと自認するか白鳥はわからず屋どもの集まりだと嘆くようなことにもなる
今はこれまでの制度から別の制度が生まれる過渡期なのだろう
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やぎ@優しい世界 (capra@misskey.kindworld.one)'s status on Saturday, 04-Nov-2023 19:40:11 JST やぎ@優しい世界 - PYU224(KindWorld管理者) likes this.