昼間氏は、遡れば2017年頃から山田氏に関する記事(cf. note.com/quadrumviro/n/n08b3637937ae )を書いていて、この議員に継続的に注目してこられた方ではあるのだろうけど、分析としては一面的だし根拠も薄いと思います。
とはいえ、「オタクを守るための議員」は持ち上げすぎの虚像ではないか?という視点には同意します。赤松議員ともども、女性オタクを軽視するそぶりが明らかだったし、インボイス関連など、勝負の難しいところはすぐにだんまりを決め込んでしまうので、サブカル産業乃至オタク文化全体の政治的代弁者になり得ているかどうかは、かなり疑わしいところでした。
しかしその一方で、政治家が政治的主張以外の問題で立場を失うことにはモヤモヤするし、かといって性的搾取かもしれない事態であるならば、やはりそれは深刻な問題だし……今回の件はなんとも言及しにくいです。
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cactus4554 (cactus4554@social.vivaldi.net)'s status on Friday, 27-Oct-2023 19:07:02 JST cactus4554 - DozingCat :vivaldi_gray: repeated this.
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cactus4554 (cactus4554@social.vivaldi.net)'s status on Friday, 27-Oct-2023 19:07:02 JST cactus4554 山田議員が、「既存政党に乗っかるのではなく」+「組織化されていないが共通の利害関心を持つ人々を」+「オンラインでの訴えを通じて糾合し」+「国政の場へ意見反映させていく」という道筋を作り出して、ひとまず当選という形で成功したことそれ自体は、大きな意義があったと思います。
とはいえ、今回の件のように、属人的信頼性が保障されているわけではないので、うーん、まあ、既存の政治団体が分野特化型できちんと人材育成して展開していけば、各業界や個別文化の意見が国政に反映されるようになっていくかも。
前世紀の族議員政治はしばしば批判の対象になっていたけれど、様々な利益集団の意見を吸い上げて集約していくという意味で、ある種のコーポラティズム的連絡回路を持ち込んでいく方が、日本の政治は健全化していくかもしれない。