アイ・オー、Ubuntu搭載のミニPCやNASなど発売 Ubuntu開発元の英Canonical社とライセンス締結
> 今回の取り組みの背景について、アイ・オーは「ユーザー側で機器をカスタマイズしたいという声が増えてきた」と説明する。同社はこれまで、ユーザーの使い勝手を第一優先として製品の機能を自社で作り込んで提供してきた。これはメーカーとして一般的な手法だが、最近は「情報の機密性」「IT人材の不足」「クラウド依存」「円安(デジタル貿易赤字)」といった社会問題から、「システムやデータ、運用における主権をユーザー側で取り戻したい(自分たちで機器を完全にコントロールしたい)」という動きが活発化しているという。そこで機器のシステムにオープンソースソフトウェア(OSS)を採用することで、そうした要望に応えられると考えたという。Ubuntuを採用したのは、他のディストリビューションと比べて安定したバージョンリリースと長期サポートが提供されていることなどが理由だ。
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