FIT4 HV を3日間運転したが、狭いという点を除けば車中泊でドライブ旅するには最適な車種。FIT4世代のシャトルが欲しい。
まず走行性能。
・好燃費なスポーツモード
「スポーツモード」とは変速機を高いエンジン回転数を保つように制御するモード。エンジン回転数が高いとレスポンスや加速度が向上し、エンジンブレーキも強く効く。急なカーブの多い道では加減速が多くなるのでとても走りやすいモード。一方でエンジンをぶん回すので燃費が悪化する。
しかしi-MMD/e:hevはシリーズハイブリッドなので、走行速度とエンジン回転数は全く無関係。「発電機搭載EV」である。正確にはFIT4にスポーツモードは無いのだが、Bレンジにするとスポーツモードと同等の特性が得られる。そしてアクセルオフで減速するのはエンジンブレーキではなく回生ブレーキ。エンジンは必要な分しか回らない。なので燃費を殆ど下げる事無く心地よいスポーツ走行が楽しめる。
ブレーキペダルとの踏み変えが無く、リニアに加速と減速を行き来できるため、峠道での乗り心地向上にも寄与する。
但し気持ちよく走れるのはHVモデルのみ。ガソリンモデルのFIT4は最悪で、アクセルを踏んでも1-2秒遅れて加速を始めるゴミ仕様。ガッとベタ踏みしてからエンジン全開になるまで3-4秒くらいかかるのは、老人のアクセル踏み間違い防止仕様?
・優れた前方視界
Aピラーの形状が工夫されており、斜め方向の視界が遮られにくい
・サスペンション
FIT3より柔らかくなった? 路面からの突き上げを感じにくくなった。一方でボヨンボヨンと落ち着かない訳でもない。
コーナーで横Gをかける運転をする人には柔らかすぎるのかもしれないが、自分にはデメリットは感じられなかった。
以下、悪い点
・前照灯の照射範囲が狭い
真っ暗な田舎道、キツめのコーナーや交差点では進行方向が殆ど見えない。溝があったら脱輪してしまう。
尤も、恐らくは標準的な照射範囲。もっと狭いクルマもあった。これ以上横の視界が欲しければコーナリングランプが必要かも。
・安っぽいメーター
軽自動車みたいなメーターをしている。カッコ良かったFIT3からの落差がすごい。
#クルマ
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