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SMRのHDDでやってはいけないことまとめ

・Windowsでデフラグする(一番やっちゃだめ)
デフラグするとデータは整列されるけどデフラグ前のデータはそのまま残り続けて、HDD側ではそれが必要かどうか判断できなくなるから次書き込むときに削除から書き換えが生じて性能が悪くなる

・容量いっぱいいっぱいまで使う
断片化を起こしたらどうしようもないのがSMR、デフラグをするのは致命傷だからなるべく容量を空けたままにして断片化を未然に防ぐしかない

・データを全部消すときにblkdiscardをかけない
blkdiscardは「今あるデータは全部いらない」ってHDDに通知するコマンドで、SMRのHDDにとってはこれが昔でいうところのローレベルフォーマット
これをしないと次に書き込むときに削除工程が入って遅くなる
なおWindowsだとこれを発行する方法はない

つまるところWindowsはSMRのHDDを扱うのが苦手

Linuxならdiscardオプションをつけてマウントしてcronなりで定期的にfstrimを走らせればOK