海をみたくて海に向かっていた。いつもと違うところからいこうと隣町に向かった。この街の港があるらしい。みた事がなかった。すこし期待しながら進めていくと、工場と資材と土砂の山の間を進んでいた。灰色の世界だった。港なんてどこにもなかった。