Mastodonの通知が届く仕組み
大きく2種類あります。
・Webアプリケーションのプッシュ通知(デスクトップ通知)
・アプリのプッシュ通知
デスクトップ通知は、主にPC上のブラウザやPWAのための通知の仕組みです。つまりWebUIのための通知です。
ブラウズ中に出てくる通知の求めに対して許可すると、ブラウザの裏でServiceWorkerというプロセスが常駐するようになります。
この常駐プロセスによって、ブラウザを立ち上げていない状態でも通知を受け取れるようになります。
Mastodon側は、このServiceWorkerとやりとりしてユーザーの環境に通知表示を行います。
アプリのプッシュ通知は、主にモバイル環境のiPhoneやAndroidのための通知の仕組みです。
モバイル環境の場合、AppleやGoogleのサーバを経由して通知しなければなりませんが、Mastodonはこれに直接対応していません。
そこで、各アプリの作者は、ServiceWorkerに相当する中継サーバを設置し、それをMastodonに呼びだしてもらうようにします。そこからAppleやGoogleのサーバに通知することで、アプリからの通知が可能になります。