椅子を見てきた。
Ergohuman Pro Ottoman の廉価版模倣品である CFO Chair Premium と GrowSpica Elite に座ってきた。結果、安いものは安いなりという事で「無しだな」という結論に。
食卓兼デスクに置く事務椅子兼ソファなので、リクライニング&オットマンは必須。すると姿勢を正してくれる高品質なデスクチェアだと、オットマンが着いているのは Ergohuman Pro1/2 Ottoman のみ。なのでそのコピー品との比較になった。
模倣品2機種は機能面でも少しずつ劣るが、概ね中核的な機能は満たしている。大きく異なるのは剛性。耐久性に不安がある。
樹脂部分多かったり構造が肉薄だったりする。展示品とはいえミシミシと音がしたり、ややグラついたり、レバーが破損していたりしていた。毎日座って5年以上使えるかは怪しい感じ。基本的な構造はまんまErgohuman Pro1のパクリで、故にPro1が抱えている背もたれ可動軸のボルト破断という問題を抱えている気がする。
模倣品2機種は9万円程度。Ergohumanは旧型のProが10万程度、新型のPro2が14万から。模倣品を買うならErgohumanの旧型を買った方が良いし、できるならPro2の方が良いという結論に達した。
Pro2は作業椅子としてはより快適になっている。
●改善点
・前傾姿勢に対応
・ランバーサポートの張力が調整可能に。高さ調節の自由度も向上
・アームレストが柔らかく、角度調整幅が向上
・全体的に質感が向上
●悪くなった点
・オットマンが大型化した為にかかとに荷重がかかる
・↑によって展開、収納が煩雑に
・アームレストの瞬間的な高さ調整が難しくなった(一番上まで上げると下がってしまう)
・座面メッシュとフレームの間のウレタンが薄くなった
前傾姿勢への対応はデカい。とはいえ、アーロンチェアに比べると全く及ばない。アーロンチェアは無理なく姿勢が矯正され、物凄く楽だった。作業用と割り切るのであれば、アーロンチェアがベストだろう。アーロンチェアにはリクライニング機構(倒れたまま固定する機能)は付いていない。
アーロンチェアは12年補償という事で、25万円と高価だが安心して使える。ファブリックの汚れや摩耗などは補償されないが、機構の故障などは修理してもらえるようだ。Ergohumanの補償は、機構部・可動部については2年と短い。
Ergohuman Pro1 Ottomanは背もたれの可動軸を4本のボルトが担っており、これが破断するという問題を抱えている。Pro2はこの部分の構造が大きく変わっていた。中身が見れないのでなんとも言えないが、改善されていると信じたい。
#家具 #椅子 #オフィスチェア #デスクチェア #Ergohuman #COFO_Chair #GrowSpica #アーロンチェア
Conversation
Notices
-
karintou@misskey.nukumori-sky.net's status on Saturday, 17-Aug-2024 22:58:52 JST karintou - PYU(ぬくもりすきー管理人) likes this.