炭にはいくつか種類がある。大きく分けて黒炭と備長炭(白炭)がある。
一般的なのは黒炭。触るとカサカサと脆い。対して備長炭(白炭)はとても難く、叩くと金属のような音がする。燃料としての特性は、黒炭は着火しやすい一方で燃焼時間が短く煙が多い。備長炭は着火しにくい一方で燃焼時間が長く煙が少ない。安定して燃え続ける。
世界的に一般的なのは黒炭で、備長炭は日本独自の製法らしい。しかし海外産の備長炭も売られている。どういう経緯なのだろうと思ったら、資料を見つけた。これはラオス産備長炭について。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjjiff/80/0/80_34/_pdf/-char/ja
正当な備長炭である「紀州備長炭」の材料はウバメガシや樫だが、ラオス産備長炭はマイテューという木が材料だそうだ。
ホームセンターで売っている黒炭はあっという間に燃え尽きてしまうし、オガ備長炭は再利用時に割れて粉々になりやすい。紀州備長炭は長持ちするし、砕ける事無く何度も再利用できる。しかしいかんせん高い。という事でラオス産備長炭が気になる。
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