なんとなく毎年飾ってた、しめ飾り。
しめ縄との違いは飾りの有無だそう。
そも、しめ縄とはなんなのか…
「神と現実の世界を隔てる」意味を持ち、由来は日本神話から。
昔、太陽の神様である天照大神(あまてらすおおみかみ)が弟の須佐之雄命(すさのうのみこと)の粗暴に腹を立て、岩屋へ隠れてしまいます。すると、地上は真っ暗になり困ったことに。
そこで、神々は岩屋の前で酒を飲み踊ることで天照大神を誘い出すことにしたのです。そうして出てきた天照大神が岩屋に戻れないように岩屋を縛った縄がしめ縄だったのです。
このことから、しめ縄は神が出入りする神聖な場所であることを示し、神様に長くとどまってもらえるようにするものとなったのです。
お相撲さんが神聖とされる土俵に入るときに腰に巻くのも、玄関に飾ると良いとされるのも上記の理由からですね。
さて、飾る時期ですが、12月28日が良いそうです。28日は「八」が末広がりのため縁起が良いとされ、29日は「二重苦」を連想、31日は「一夜飾り」と呼ばれ、信仰が薄いとされ縁起が悪くなります。
一方、片付ける時期は「松納め」の1月7日が一般的ですが、飾りを片付ける時期は地域で異なるため、そちらに合わせて片付けましょう。
https://kerokero-info.com/2017/12/04/post-14263/ #身近な雑学
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